ラーメン
朝ラーメンといえば喜多方ラーメンも知られてますが、静岡県藤枝市も「朝ラー」とイコールで結ばれるエリア。市内には10店以上で朝ラーを提供しており、朝のラーメンが風土、カルチャーとして根づいている土地なんですね。 そんな藤枝と下北沢がいろいろ企画…
ザ・ラーメン ガイドブック 食べある記 全国203店1985年8月10日発行林家木久蔵監修 全国ラーメン党事務局編著 代々木にあった木久蔵ラーメン(全国ラーメン党 代々木店)には行ったことあったけど、現木久扇師匠の著作は初めて読んだ。当時、ラーメン党は「…
過日、久々に高円寺へ。 青木健『教養としてのラーメン』& 川口友万『「至極」のラーメンを科学する』W出版記念イベント へと足を運んだ。青木氏『教養としてのラーメン』はもちろん、川口氏の著書も興味深く拝読してきた私としては、足を運ばないわけには…
2007年11月刊行。 ●石神秀幸が斬るラーメンブーム 1998-2007 ・“香味油”が果たした飛躍的な香りの向上 ・自家製麺の普及によって製麺所の意識も変わった ・業務用スープの進化がラーメンの底辺を上げた ・豚骨魚介ラーメンが首都圏を席巻している ・今から10…
品達なき後、高輪口でさっとラーメン食べたいときのベスト解答は苦しいところだったが、思わぬ救世主が2021年2月オープン。飲食店横丁施設「品川横丁」2Fの『麺LOUIS(麺るい)』。 ramendb.supleks.jp 夜はカラオケパブ『留居』として営業し、昼がラーメン…
荏原中延と多賀野、九段下と2000年代初頭の九段斑鳩のように、 駅名とラーメン店がわかちがたく結びついて、その駅に降りたらそのラーメン一択、 になってしまうことがあるが、ソラノイロも麹町-半蔵門で色濃く存在感を発揮し、 このあたりにくると、なかな…
幼稚園のパパ友で知り合ったらラーメンフリーク界隈でもつながっていて、大学の先輩でもあったという鈴木さんが出したラーメン専門店。勝どきでは『マグロ卸のマグロ丼の店/トヨミフィッシャリーズテラス』で、潮風吹かれるテラスで営業。東銀座、昔の地名…
7日間ブックカバーチャレンジとは 読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ。7日間にわたって好きな本を1日1冊選び、表紙画像をアップし続ける。本についての説明はナシ。さらに、毎日1人の友だちを誘ってチャレンジへの参加をお願いする。 4月末から一気…
2019年3月、SORANOIRO麹町本店はグランドメニューをフルリニューアル。 6種のラーメンをラインナップした。 エントランスには鮮やかなSORANOIROブルーをバックに丼画像をディスプレイ。 1000円~のお店ですよ、と高らかに宣言している。 ●ラーメン まずは筆…
寒の入りから寒の明けまで、つまり小寒から大寒までが寒の季節。今年2020年なら1月6日(小寒)から2月4日(立春)までが寒の内ということになる。 そんな寒中の季節こそ、クールな冷やし麺を食べてみようではないか、と思い立って溜池山王へ。こちらには『冷…
TRY名店部門をコツコツつぶすの巻。 みそ部門常連をクリアすべく、横浜方面へ足を伸ばす。 道行く人は、コートとパーカが混在する三寒四温。春も、もうすぐだ。 お目当てラーメン店開店まで、まずは本屋。横浜は仕事でいろいろ来るぐらいで、遊びではほとん…
ラーメンの仕事をしていると、「○○(駅)でおすすめのラーメンはどこですか」と聞かれることが、割とある。 そのための対策、というわけではないが、常在戦場。「中野・高円寺・阿佐ヶ谷それぞれ駅チカのおすすめ」「小金井公園そばノンジャンルで」など、さ…
今年もTRYラーメン大賞が発売になりました。 私は新店部門の編集を担当し、ライターとしては大賞1位、MIX部門1位、にぼし部門1位などを取材・執筆。 ダイナミックな審査会に臨席し、『麺LABOひろ』(2017年)『真鯛らーめん麺魚』(2016年)『地球の中華そば…
調布本、吉祥寺本とお手伝いしてきた、エイ出版社の「街ラブ本」シリーズ。 上京以来、趣味に仕事に通いつめてきた「神田神保町」フィーチャー本に参画しました。 半チャンラーメン元祖の『さぶちゃん』や、みんな大好き『いもや』が閉店するなど、 老舗の代…
西荻窪でやってる、日曜昼限定の間借りラーメン店さん。 樹庵さんのツイートで知って、エリア民としては押さえておかねば、ということで訪問。 場所はアイスクリームぼぼりとか、ワールドメイト本部の通りの横路。信愛書店のちょうど裏あたり。 ふだんは「を…
セブンプレミアムのカップ麺に「濃厚煮干醤油」が復活していた。 130円でライトセメント、泡立ちのスープにパツン麺、玉ねぎ食感アクセントというあの手の煮干ラーメンを再現。 ニボニボ感はそれほどでもないが、セブンプレミアムという汎用性を求められる器…
ソラノイロの限定が好きである。 今年上半期、本店・東京駅店・京橋店で印象に残った限定を挙げてみたい。 まずは本店。5月いっぱいの限定「春野菜の彩り和えそば」。 季節感をたっぷりと味わわせてくれる逸品。野菜使いに長けた同店だけに、 キャベツの甘み…
喜多方ラーメンチェーン「坂内」で、トロトロチャーシューの一風変わった食べ方を試してみた。多チャンネル時代ならではの出会い。無数の局をザッピングしていると手が止まったのが「寺門ジモンの肉専門チャンネル」。ご存じネイチャージモン氏がとっておき…
「R25」、4月28日にてサービス終了。いろいろ書いてきたコンテンツもネット時空の狭間に消えゆくかと思うと……個人的備忘のためにも、思い出深い連載をざっくりと振り返ってみた。(2009年連載当時の内容です) r25.jp 第1回 日本男児がラーメンにハマる理由…
久我山駅北口出て正面すぐ。 『らーめん 麺くま』が2017年2月15日にオープンした。久我山病院そばの『中華料理 熊』の支店、というかセカンドブランド、ラーメン専門店という位置づけになるのだろう。 看板には拉麺 麺くま、らーめん 麺くまが混在。幕もそう…
ラーメンクリエイター庄野さんがオープンさせたMENSHO@護国寺。レセプションにお招きいただき、参上した。 TRYで缶詰めになってた講談社をスルーして大塚警察署越えた、あそこ。そう、あのちゃぶ屋があったところ。私も幾度となく通い、仕事でも故武内伸さん…
『Ginger Noodle Spot 角栄』にて、初の「ツケメン」いただきました。 新潟長岡生姜醤油ラーメンの「ラアメン」も個人的五ツ星ですが、 ツケメンがまた、たまらない仕上がり。 麺が昆布の水出汁に浸かって出てくる昆布水つけ麵。 この水出汁が超・粘度たっぷ…
西友のカップ麺売り場をリサーチしていたら、PB「みなさまのお墨付き」に、何だかすごいパッケージを見かけた。 北斎の凱風快晴もかくや、という富士山型の麺リフトが圧巻である。 「大盛り焼そば」らしく、麺のムチムチ感がダイナミックに活写されており、…
さる10月26日、今年も『第17回 TRYラーメン大賞 東京 ラーメン・オブ・ザ・イヤー』が発売になりました。新店部門の編集として、不肖の私めも携っております。 第17回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2016-2017 (1週間MOOK) 作者: 講談社 出版社/メーカー: 講…
過去ワークスを整理していたら、2004年発刊の吉祥寺、下北沢ガイドブックが出てきた。オズマガジン増刊。まあ、よくある街歩き系ガイドブックです。 私はこの両ムックで、ラーメン特集を担当しました。 TRYはもちろん、石神本の編集にも携わる前で、一般情報…
仕事場で最も近いラーメン店「直久」にて、 季節限定「だし漬けそば」。 須永辰緒氏がプロデュースのカレーラーメンなど、限定の開発には意欲的なチェーンであります。 こちらのメニューは、昆布水つけ麺抹茶モード、 量産型仕様といった趣。 抹茶フレーバー…
ライラックが盛りの札幌に来て、いろいろなラーメンを食べた。印象に残ったのは、札幌ラーメンシーンの智将・関山氏率いる『吉山商店』の「札幌油そば」。味噌ダレ合わせつつもかき混ぜに箸力を要さないスムーズさと、食べた感を担保してくれるバラエティ具…
パパ友からエマージェンシー問い合わせ。「吉祥寺でおすすめの醤油ラーメンだと、さてどこ?」これは意外に難しい問題。ゼロ年代初頭、駅から徒歩5分以内に30軒ある、と言われてた吉祥寺ラーメン(今はどうか!?)家系やつけ麺、塩、鮮魚系で推奨できる店は…
ある新店の依頼で、ラーメンコンテンツの英訳に取り組んでいる。ライター編集ひとり会社の弊社キッズファクトリー。実は翻訳部門を備えており、東南アジア某国の通商案件を手がけたこともあるのだ。 とは言ってみたものの、ご想像通り、翻訳部門とゆうても家…
R&D――リサーチ&ディベロップメント。 日本語にしたら研究開発だけど、何だか素敵な語感。折りにふれて手に取るBRUTUSの仕事特集(2013年)の冒頭を飾ったのは、ライゾマティクスの真鍋大度氏で、彼が掲げるR&D至上主義が、読み返すたびに何ともシビレてなら…