日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

2015-01-01から1年間の記事一覧

新選組! to 真田丸

毎年、暮れになると取り掛かる大物原稿。大河ドラマのプレビュー。 (というか、試写見て書くわけじゃないのでブラインドプレビューというか) 清盛以来だから、早5年目ですか。来年は『真田丸』ということで、同じ三谷脚本の『新選組!』DVDをぽつぽつと観…

2015雑誌ワーク最終版

ライター仕事をしていてうれしいのは、見本誌が送本されてくること。 ということで今年の恐らくはファイナル見本誌『家電批評2月号』届く。 もう2月号ですよ。 最近、熊山さんもちょくちょく登場されるコチラ。判型が大きくなってから1年以上経つのかな。ガ…

辞典暮らし

今年最後の大仕事、ようやく脱稿。 TRYが校了した10月アタマから、ねっちりと取り組んでいた辞典ライティング仕事が仕事納めの夜にようやくフィニッシュした。本項の語釈を綴ったわけではないが、辞典というパッケージの中に言葉の“いま”を切り取り、活写し…

二十年の積ん読

最近の電車本は、モンテーニュさんの『エセー』。 1580年初版というから、豊臣秀吉と同時代の元祖随筆、というやつ。ビジネス書でも小説でも古典はあまり手に取らない私だが、ふと本棚から抜いて、ふむふむと電車の中で読んだりしている。 しかし、カバーが…

お取り寄せムックと編集忘年の夜

手伝っていた晋遊舎のお取り寄せムックが発売なる。 「鍋」「酒」ジャンルを担当。 鍋編はナベラボさん、酒編は料理家の平尾由希さんと初のワーク。 さわけんさん、木場淳子さん、はんつ遠藤さんら、知った識者も参画されているが、賛また賛の姿勢ではない、…

薬院の夜は更けて

博多2日目。雨中、ざんぶりながらも取材が終わり。 福岡ラーメンショー取材で撮影をお願いしてた小高カメラマン、九州ラーメンライターの上村さんと飲みに行くことになった。 西鉄薬院駅で降りて、寅寅寅(とらさん)。清潔感あって肴は旨い。小高氏懇意の店…

福岡ラーメンショー

今年で3回目を迎えた「福岡ラーメンショー」取材。 ラーメンブースのトイメンには、つまみなどの屋台が軒を連ねる「天神 食べ歩き・立ち飲み横丁」が展開された。イベントの終了時間は22時で、東京ラーメンショーの21時より後ろ倒しに。ぐっと夜飲みモードに…

博多 ラーメン 研究

ローカルラーメンには興味津々の私ではありますが、ラーメン目当てで旅したのは酒田ラーメンぐらいで、後は取材がらみか、出張に際しての単発食べがほとんど。体系立ててご当地ラーメンを食べたことはなかったのですが。 ここのところ定期的な出張が続いてい…

生命大躍進展に行ってきたよ

忙中閑あり。 10月4日まで開催の『生命大躍進展』@国立科学博物館に息子と行ってきた。 この展示会のアイコン的なアノマロカリス君。無論、海洋堂謹製です。 さて、館内は前評判通りの大混雑。 一人であればさーっと編集つまみ食い、ダイジェスト的にツボを…

立ちそば信州烏賊ソーメン

マイフェイバリットな立ちそば屋さん『信州屋』へ。 冷麺のような押し出し方式で茹で上げすぐ提供、つるりとこしがよい。 そばとしてのポテンシャルの高さはもちろん、企画性の高さがこちらのポイント。 今月は「いか素麺丼セット」をいただく。 海がなかろ…

2015年上半期のおしごと

護国寺にて、今秋のラーメン本の打ち合わせ。 本編審査会も8時間コースだけど、仕込みの打ち合わせも3時間めっこりと。 戦訓分析と審査員レク、時代読みを続ける編集会議。 月単位どころか週単位でズバーッとムックを作り続ける最近だったので、緻密に会議を…

神保町/源来酒家の麻婆カレー麺/静謐と辛辣のあいだ

旧知の編集H氏に召喚を受け、打ち合わせにて神保町の編集室。 大柄の書物がスチール棚に並ぶ。しんとした一角。 和装の編集者がコピーを取っている。 いろんな編集部に足を踏み入れてきた私も、 静かな空気感には居住まいを正さずにいられない。 これぞ『舟…

金子哲雄さんの手土産

得意先への手土産を考える。 Hanakoのおもたせ特集とかぱらぱらめくりながら、有楽町線経由だから群林堂の豆大福がいいか、とか、わかばのたい焼きもいいのう、とか思うのだが。やはり、ここは営業達人の、故金子哲雄氏のエピソードを思い出す。会うたびに、…

ジョニー・ライデン専用高機動型文具

文房具特集などを手がけることもあるが、私自身は特に文房具、文具、ステーショナリーにこだわりはなく、量産型を使いつぶしていくタイプである。 とはいえ、使い込む文具にも職掌がらの傾向は出てくるものだ。私はライター/編集なので、それが赤ペン。 デ…

amazonとプロ野球

5月、GWもフル稼働して参画した2冊のムックが発売になった。 まずは、amazonの「高評価レビュー」という切り口で良品、面白品、隠れ売れ筋をギッシリまとめた一冊。モノにはあまり偏愛のない私だが、この数か月はamazonポチリの鬼と化していた。 個人的なヒ…

人との出会いが旅だから

人との出会いが旅だから 借金してでも行きたいな とBOSE氏は歌ったが、この5月は旅に終始。 人との出会いあり、良本との出会いもありの皐月であった。 まず、こちら。 ラーメンをつくる人の物語 ― 札幌の20人の店主たち ― 作者: 長谷川圭介 出版社/メーカー:…

ミラノとんこつ

新横浜ラーメン博物館に、ミラノに本店を構える『CASA LUCA』がやってきた。 『IKEMEN HOLLYWOOD』『無垢ツヴァイテ』に続く、世界のご当地ラーメンシリーズ第3弾。ただ、これまでと違って、日本人ではなくイタリア人店主が腕を振るう。アイバンさんなど外国…

西の立ちそば・うどん

阪急線沿線に宿泊となり、軽機動夜食にかすうどん、即撃朝食に立ちうどん。当然、関西路麺といえばコレ、の都そば。立ちそば文献を読んでいると、関東では「そば・うどん」で西では「うどん・そば」表記が増えるというが、こちらはそば→うどん。きざみ&おぼ…

100均にも妖怪の波

Seriaで発見! 妖怪メダル想定のケース。 ついに出た感。まあ、妖怪ウォッチのお菓子も売ってますし。 そういえば、妖怪ウォッチDXもあまりの入手困難ぶりに 自作派が登場していたが、あれも100均グッズのフル活用が見られた。 この親和性の高さよ。

世界美食(インスタント麺)紀行

旧知のトラベルジャーナリスト・江藤詩文さんからメッセージ。 事務所そばまで来ているのでお渡ししたいものがある、とのこと。 彼女とはライター駆け出しの頃からいろいろとお世話になっております。 ほうほう、とすぐさま階段を下りていってみると、 自転…

ラフデー

啓文堂書店 渋谷店 井の頭線西口改札出てすぐ、朝9時オープンのこちら。予定が立て込んでいない限りは毎朝巡回してから会社に向かう。今日は定期購読している『歴史群像』と、企画出し用の『プレジデントファミリー』を手に取ってから、文庫コーナーで『サラ…

季節は今、春

小田急線某所でAmbitious澤原氏と取材待ち合わせ。 いつも神保町のオフィスでお会いすることがほとんどなので、お互いに新鮮。 私は花粉眼鏡、澤原氏はマスク。春である。 今年に入ってからだけでも、澤原氏との仕事は「せどり」「ランニング」「TOEIC」など…

ラー汁茶漬けラー

意欲的に限定をリリースしている『直久』へ。最近は柚子塩がヒットだったな…さて今月は、変化球のラーメン茶漬け。残ったスープにご飯を投入しておじや仕立てに、という手法はたまに見受けられるが、麺抜きで最初から茶漬け仕様に、というのは面白いアプロー…

せどりとマイホーム

年末年始に執筆した晋遊舎ムック、見本誌を相次いでいただく。 まずは、『amazonせどり完全ガイド』。 昨年ヒットした「副業完全ガイド」のスピンアウトムック。 企画編集部、この手の多面展開はお手のもの。 本の雑誌世代の私としては、“せどり”というと、…

シェルラー

宇野浩志さんからのオファーで、久しぶりにweb R25でライティング。 この様式とボリューム、これまた久しぶりで刺激になります。 15年型ラーメントレンド、森本聡子さんにお聞きしました。 新世代ラーメン「シェルラー」台頭 | web R25 シェルラーの由来、と…

ソラノイロ.鶏白湯

2015年、ラーメン食べ始め。 冬季講習初めの娘と共に早朝出て、越年の仕事と格闘。 FBにて「ラスト10食」の速報聞きつけ、急ぎ仕事場出て、麹町へ。 ドアtoドアで20分ぐらいでソラノイロS&Mというのは、いいロケーションだなぁ。 天草大王の鶏白湯 宮崎店主…