日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

シン・品川ラーメン

品達なき後、高輪口でさっとラーメン食べたいときのベスト解答は苦しいところだったが、思わぬ救世主が2021年2月オープン。飲食店横丁施設「品川横丁」2Fの『麺LOUIS(麺るい)』。

 

ramendb.supleks.jp

夜はカラオケパブ『留居』として営業し、昼がラーメンの二毛作営業。カウンター上にはキープボトルがズラリ。カウンターに座ればモケット生地というのか、あの毛羽立った上質な座り心地のいい、あのパブのイス。

 

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体が醤油を欲していたので「鶏清湯・醤油らぁ麺」。900円だったので切りよくしようと味玉子100円を追加。こだわり読むと、塩だれが先説明。ああそうか、と思ったらメニュー筆頭は「塩らぁ麺」の様子。

 

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さて、その醤油ラーメンは見るからにバッチリ、素敵な一杯だった。動物系と魚介系のWスープは醤油ダレもまろやかに合わさり上々。香りはカツオ系魚介、コクは鶏のいいとこ取り。上質な酸味も印象的。表面香味油は黄金色というよりは油脂膜細かめのしっとり肌。中細ストレート麺もバッチリ合っておいしい。穂先メンマ、2種のチャーシューもジューシーでよし。すっと完食完飲言うことなし。

 

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序盤中盤終盤隙がない、素材たちが躍動する。そんなラーメンのおいしさもあるが、こちらは丁寧な仕事ぶりが味の金字塔を立てる、実直な味わい。

品川ラーメンの決定打が久々に登場した感あり。