日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

ライター編集、肩書き問題

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こちらの筆文字名刺にしてから、かれこれ10年近くなるか。ディテールをあれこれいじりながらも本線は変わらず。4000枚近くを交換してきた計算になる。
 
で、何で悩むかと言うと「肩書き」なんです。
私は一応、有限会社キッズファクトリーの社長なんですが(いわゆる一人親方
登記上は「取締役」で、代表取締役ではない。このへん、有限会社のいろいろアレコレがあるんでしょうが、今一つ分かってません(笑)。
 
まあそれはいいとして、フリーランス的な意味での「肩書き」が思案どころ。
これまでは「ライター」「ライター・エディター」あたりでプリントしてきたが、何かこう、ぐっとした名乗りが欲しい。
 
ということで、
同業他氏の名刺をつらつら見てみると、「フリーライター」「編集」といった単騎勢もいるが、やはり多いのは「エディター&ライター」「ディレクター・ライター」「編集・ライター」「編集ライター」「編集/記者」「取材・編集 ライター」「クリエイティブディレクター/エディター」「ライター・ディレクター」「ディレクター/コピーライター」といったハイブリッド系だ。篠本634さんの「編集・ライター・イラストレーター・デザイナー」四重取りはすごいね。
 
女性だとオサレに「writer cordinator」「Writer/Columnist」と英字で綴る方もいたり。田中雅大さんのように「編集・ライティング」と業務でゴリっと主張する向きもあれば、「デジタルライター」岡安学さん、「デジタル&家電ライター」コヤマタカヒロさんのように、デジモノ系ではジャンルライター的に名乗る方もいらっしゃる。
 
う~ん、と悩んで、2016年の私がぐっときたのは、
「編集・執筆」鈴木大介氏、「編集&執筆」友清哲氏のような漢字テイストだった。
 
どちらかというとライティングの比重が大きいので「執筆&編集」にしてみたが、どうなんだろうね……。執筆というからには署名原稿の大作めいたイメージがあるが、キャプションライターとしてスタートした私には少々重め? 
 
ということで、名刺を刷り直すたびに、まだまだ模索は続くのかと。
安住した肩書きを得る日は……来るのかな?