日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

秋季ラーメンリーグ/東京ラーメンショー

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今年もまた、ラーメンの秋が到来。

アワードブックの「TRY」を盛夏に仕込んで、抜け殻のようになった頃に「東京ラーメンショー」取材というルーチンが、ここ数年続いている。

 

TRYで審査会をファシって、審査員の皆さんの議論を目の当たりにし、新人大賞1位を取材させてもらって4年目。

東京ラーメンショーで一幕、二幕の全種ラーメン、約40杯をフルコンプする仕事も今年で4年目。

 

首都圏の有力ルーキーたちを追い、全国から勇躍駒沢にやってくる麺豪たちに魅せられる。

箱根駅伝と甲子園を密着取材させてもらっているようなものなのかもしれない。

 

TRYは10月26日発売、東京ラーメンショーは10月27日発売です。

 

 

街の昆布水つけ麺

仕事場で最も近いラーメン店「直久」にて、

季節限定「だし漬けそば」。

 

須永辰緒氏がプロデュースのカレーラーメンなど、限定の開発には意欲的なチェーンであります。

 

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こちらのメニューは、昆布水つけ麺抹茶モード、

量産型仕様といった趣。

 

抹茶フレーバーの緑色だし冷涼スープに

麺が浸ってて

濃いめ甘辛醤油のつけ汁と合わせていただく

旨みのシナジー

 

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麺はおそらくは普通のラーメンの細麺を

用いており、具材も夏向きということでのセレクトか。

トータル満足度、満腹感という観点からは留保をつけるが、仕掛けとしては面白いものがありました。

 

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期間限定、延長中。

 

 

 

 

新緑札幌麺旅

ライラックが盛りの札幌に来て、いろいろなラーメンを食べた。

印象に残ったのは、札幌ラーメンシーンの智将・関山氏率いる『吉山商店』の「札幌油そば」。

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味噌ダレ合わせつつもかき混ぜに箸力を要さないスムーズさと、食べた感を担保してくれるバラエティ具材。旨し。「味噌らーめん」も、さすが安定の吉山商店(初めてだけど)

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こちら、念願だった『狼スープ』の「味噌卵らーめん」。

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狼は生きろ豚は死ねと呟きたくなるクールな店名だが、唐辛子がピリッとしつつもやさしげな、ハートウォーム味噌ラーメン。

幾多のプロレス名勝負が繰り広げられた札幌中島体育センター近くにあり、店主はタイにボクサー修行に出て店を休業してた経歴もある剛毅な人物。闘いのアウラが静かに立ち昇る、そんな牙も感じさせてくれた。

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新緑のエナジー充溢、札幌の春。

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春のライター仕事を紹介するよ

最近、ライター仕事をなかなか紹介してなかった。医療系ブックライティングの仕込み、各種業界の広報誌会報誌、オウンドメディアにネイティブアド。

で、表紙入りで取り上げたいのはこちらです。

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タワマンの一室をハウススタジオにした、
こんなスペースで突貫で撮りました。

「デコパージュって楽しいね〜♩」
「そのマステ取ってー」
「ケータリング、どこにするぅ〜?」

なんて言葉が飛び交うわけではなく、

「ちょっとタバコ吸ってきます」
「瞬間接着剤で手の皮が…」
「メシ、カツ丼でいいすかね」

体裁はガーリーだけど、意外に
ガーリック好きそうな漢たちも作ってる。

さて。
100均アイテムをお洒落にパッケージしてみました! というコンセプトってことで、この春は100均を回りまくってた私だったが、何より渋谷のセリア撤退は痛かった。

ダイソーは原宿本店と渋谷、キャンドゥは西武新宿ぺぺが決定打になり得るが、セリアは渋谷マルイと新宿マルイアネックス、吉祥寺丸井といったライトヘビー級店舗を回らなければ、総ざらえは難しい。渋谷店の代替として代官山ディセ店を候補に入れてみたが、やはり次点だなー。識者が推薦したアイテムでも、やはりどうしても入手できないものもあった。

セリアムックはやたらと出てるし、セリアDIY系ブロガーも地方に結構点在なさってて、ある種の鉱脈ではある。だけど、都心型ライターが定点観測していくのは、なかなか難しいな。

やっぱ、無印、成城石井、カルディあたりでお願いします。

紀伊國屋新宿サウスがゆく

www.itmedia.co.jp

 

ついこの間だと思ってたらもう20年になるのか!

こちらはいつ行っても、棚もフロアもフレッシュな印象だったが。

夜中、ウッドデッキでバイト仲間と駆けっことかしてたが、

そんなことするよーな時代からは、さすがに20年も経つわな。

 

渋谷のブックファーストといい、池袋の芳林堂といい、

ビルまるっと1棟の書店が消えるのは、何ともいえない喪失感がある。