日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

あおい書店(中野)

 中野駅のそばには、ホントナゼか無かった大型書店。3月に待望のオープンしてたらしい。サンプラザを通り過ぎ、丸井本社のそばである。
 あおい書店っつーと六本木の好店舗が連想されるが、もちろんそこの支店である。と思ったら「中野本店」とのこと。まあとりあえず、ブロードウェイの明屋書店まで行かなくてもイイってのはいい。

 駅側の自動ドアから入ると、いきなり文庫棚がズラリ。ユニークな棚構成だなーと思うわけはなく、正面エントランスはもちろん、奥の方、ドンキホーテ側にあるんである。
 ショッピングセンターに隣接、というかフロアを分け合ってるため、何か地方のショッピングモールに入ってる郊外型書店みたい。もちろん、床面積、品揃えともポテンシャルはバッチシ。吉祥寺のパルコブックセンターぐらいか、もうちょい広いぐらい。今日は見に行かなかったけど、2階もあるみたい。おそらくはコミックとか学参とかかな?

 というわけで、ざっと流した後は物色タイム。バクシーシ山下の本が出たという情報のもと、サブカルというかミクスカルチャー系のコーナーを探してみる。あらまビックリ。棚の上には「カウンターカルチャー」なる掲示があるさ。この看板だったら、「マリファナ・ナウ」とか「SPEED」「危ない薬」とかが並んでなくちゃおかしいが、平積みされているのは鉄拳、悲しい時ー、さまぁーずなどなど。お笑いカルチャーやんけ。なぜか、隣の「ポップカルチャー」のコーナーでバクシーシ山下のソフトカバーを発見。こりゃ逆やろ。

 文庫新刊では、PRIDEの怪人こと百瀬氏の「不良日記」を手にとってみた。ありゃ、全然意識なかったけど、これは週刊文春に連載してよな。リアルタイムで読んでた記憶がある。石原裕次郎のボディガードやってたんだよな。ちょっと読んでみましょう、ということで2冊をレジに。
 レジ周りはうってかわって、黒檀っぽい棚でシックな印象。ビジネス書をすっきりと面出しレイアウト。トータルではなかなか好印象のお店でした。中野では必須の書籍渉猟ポイントとなることは確実でしょう。