日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

【山道具】メインザックを選ぶまで

この夏から、 山登りを再開しました。

小3の息子をパートナーに丹沢、奥多摩にテント泊山行を敢行したわけですが、

先日の雲取山、地獄の鴨沢下りでトラブル発生。

 

メインザックであるミレーのショルダーベルトがビリリと破損してしまいました。まあ、学生の頃から四半世紀近く使ってきた(中断10年以上)から経年劣化も甚だしいし、シルエットも表地も一時代前という感は否めないわけで。テント泊を再開する来春まで、次期の相棒をじっくり見繕ってみようと思った次第。

 

神保町のさかいやスポーツへ。

こちらは、仕事先である小学館集英社プロダクションが入っているビルの1階。

何かと立ち寄る機会が多く、使い勝手よいんです。

 

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大型ザックコーナー。

やはり私はテント持ちなので70L台がマストになります。

学生時代はLowe Alpine、ミレー、ゼロポイントあたりを背負ってるヤマノボラーが多かったが、時代は変わるものです。

 

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このあたりのラインナップを見ても、バルトロ、オスプレイ、グラナイトギア、ミステリーランチあたりが人気レーベルになるでしょうか。

 

ザックといえばのミレーも、片隅に見つけました。

 

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私はもともとキスリングを背負ってきたようなスタイルなので、ウルトラライト志向ではなくヘビーデューティー寄り。メインザックに求める要件は以下の通り。

 

背中への密着感(重心の安定)

クッション性の高いショルダーハーネス(背負ったときの心地よさを担保)

エストベルトのホールド感(腰で背負う)

生地のある程度の堅牢性(パッキングがずれずバランス良し)

 

ミレーはピタッとした背中への密着感が時に心地よく、汗かきの私には時にウザかった。ダイレクトアクセス的なジッパーも、行動中はあまり使わないので必要性は感じない。そういう意味では、ドイターの背面メッシュというのも有力な候補になるのかな。

 

山道具トーク仲間の森口カメラマンに相談してみた。

メインザックは何使ってます?

 

バルトロ65赤を持っていますがほとんど使っていなく。ウルトラライト寄りだとグラナイトギアのメディリアンペイパーを使っています。

 

 ほうほう。バルトロ、ほんと頻出。グレゴリーといえばアーバンアウトドアなイメージでしたけど。意外にガチにも対応? シルエットもいいし、フィット感と小物収納力もありそう。グラナイトギアは発色が良くアメリカンブランドな感じ。

 

あと検討しているのが、新形ハーネスに変わった、オスプレイのイーサー70ですね。マンハーの70、ミステリーランチ、アークテリクスも視野に入れて検討したんですが、今はオスプレイの背負い心地がしっくりくる感じです。

 

うんうん。オスプレイ、確かに背負いやすそう。マウンテンハードウェアもロングトレイル向きに思われますが、収納力のわりにはコンパクトな印象です。アークテリクスは……勉強しないとな。

 

う~ん、悩ましい。だけど……このあれこれ考える時間もまた、至福。

 

買うまでが一番楽しいですね。

 

ほんとほんと、家に帰ってくるまでが山行と言うけど、選んで買うところからもう山が始まっているんです