日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

寺門ジモン氏「工夫食い」とは何か

喜多方ラーメンチェーン「坂内」で、トロトロチャーシューの一風変わった食べ方を試してみた。

多チャンネル時代ならではの出会い。

無数の局をザッピングしていると手が止まったのが「寺門ジモンの肉専門チャンネル」。ご存じネイチャージモン氏がとっておきの肉料理店を紹介していくという体の番組である。

そこで紹介されていたのが、番組スタッフが考案したという「工夫食い」。

 

f:id:sasabon:20170527182728j:image

喜多方ラーメン 坂内』のチャーシューに、お店オリジナルの黒胡椒をドバっとかけていただくというものだ。

番組スタッフの正調では「焼豚ラーメン」をオーダーし、その表面のチャーシューをバラして胡椒づけするというスタイルだったが。もう夏日である。

 

f:id:sasabon:20170527182757j:image    f:id:sasabon:20170527182808j:image

 

今年初の冷やし中華をいただくことにしたので、チャーシューは別皿で頼んだ。

 

f:id:sasabon:20170527182442j:image

 

坂内自慢の手作りトロ旨チャーシュー。

 

f:id:sasabon:20170527182612j:image

 

メニューからも矜持が垣間見える。

こちらが坂内オリジナルのブラックペッパー。

f:id:sasabon:20170527182639j:image

トロトロ脂身部分に集中してふりかける。徹底してふりかける。

f:id:sasabon:20170527182656j:image

なるほど!
チャーシューの脂が黒胡椒の粒だったスパイス感を絶妙にマスキング。フレーバーオイルでいただくチャーシューといった趣になる。

 

f:id:sasabon:20170527182420j:image

うまい!
が、あれだ。焼豚皿には5~6枚の焼豚がのっているんだが、

さすがに全編通してこの食べ方では後半の舌が飽きる。

 

さらなるカスタマイズが課題になるか。

工夫食いは、試す者のさらなる工夫で、また進化していくのだ。