印象に残ったのは、札幌ラーメンシーンの智将・関山氏率いる『吉山商店』の「札幌油そば」。
味噌ダレ合わせつつもかき混ぜに箸力を要さないスムーズさと、食べた感を担保してくれるバラエティ具材。旨し。「味噌らーめん」も、さすが安定の吉山商店(初めてだけど)
こちら、念願だった『狼スープ』の「味噌卵らーめん」。
狼は生きろ豚は死ねと呟きたくなるクールな店名だが、唐辛子がピリッとしつつもやさしげな、ハートウォーム味噌ラーメン。
幾多のプロレス名勝負が繰り広げられた札幌中島体育センター近くにあり、店主はタイにボクサー修行に出て店を休業してた経歴もある剛毅な人物。闘いのアウラが静かに立ち昇る、そんな牙も感じさせてくれた。
新緑のエナジー充溢、札幌の春。