日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

薬院の夜は更けて

博多2日目。雨中、ざんぶりながらも取材が終わり。

福岡ラーメンショー取材で撮影をお願いしてた小高カメラマン、九州ラーメンライターの上村さんと飲みに行くことになった。

 

西鉄薬院駅で降りて、寅寅寅(とらさん)。清潔感あって肴は旨い。小高氏懇意の店とのことだが、やはり地元の方に連れてきてもらうものですね。

f:id:sasabon:20151128153037j:plain

アラなんて、美味しんぼ横綱回でしか見たことなかったが、新鮮にいただく。

 

九州といえば焼酎の印象強かったが、日本酒も存在感を発揮。「田中六五」ての、いってみます。うん、旨み濃厚。

f:id:sasabon:20151128153050j:plain

上村さんとは一度飲みたかったが、ラーメンライター談議に花が咲く。とはいえ向うはスタッフ3人を抱えて取り回し性抜群。こちらはアローンツーリング性ばかり良好でね……。

 

2軒目、麺バーの『jonpan

あ、九州ラーメンウォーカーで屋号未定で掲載してたあそこ。

「酒が飲めるラーメン店ではなく、バーでラーメンが食べられるという感覚」との記述通り、スパークリングワインを飲んでいるうちに、何だかいい按配でラーメンが出てくる。すごく居心地がいい、そんな空間。

f:id:sasabon:20151121102229j:plain

ニボニボな「ニボ神」、カツオ風味でベジ乗せの「ボニートヌードル」いただく。

なかなかに先鋭的な味づくり。スタンダード、醤油そばもいただいてみたいところであった。

f:id:sasabon:20151121102415j:plain

f:id:sasabon:20151121102245j:plain

 

3軒めがクラフトビールだったか、4軒めがこちらだったか、もうそろそろ記憶が混濁し始めている。ピンクの提灯に誘われて、『つどい』。

f:id:sasabon:20151121102318j:plain

f:id:sasabon:20151121102331j:plain

 

アレだのソレだの何だか気持ちいいぐらいのアレっぷり。

小高氏がおすすめで出てきたのは、UFOオマージュという「汁なしのアレ」。

『カッパ64』のシーフードヌードルオマージュのようなものだろうか。へべれけで味のシルエットは茫洋としているが、ネーミングだけじゃなく、味の組み方にもセンスを感じたのは覚えている。薬院の夜は、なかなか終わらない。

f:id:sasabon:20151121102352j:plain