文房具特集などを手がけることもあるが、私自身は特に文房具、文具、ステーショナリーにこだわりはなく、量産型を使いつぶしていくタイプである。
とはいえ、使い込む文具にも職掌がらの傾向は出てくるものだ。私はライター/編集なので、それが赤ペン。
デスクを見ると、ジョニー・ライデン少佐のザクのように、濃赤のペンがそこかしこで散発的な戦闘を繰り広げている。
取材のポイントマーキング用、ラフの写真合番指定用各種、カラーコピーへの朱入れ油性、方眼ノートへの記入用などなど。
それぞれ用途が違う赤ペン、赤マジックを使い分ける。それがライターの日夜なのである…。