日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

閉店惜しみ置きレモン 小説「檸檬」ゆかりの京都・丸善(朝日新聞)

10日に閉店する書店「丸善」京都河原町店で、売り場の本の上にレモンを置いて立ち去る客が相次いでいる。作家梶井基次郎(1901〜32)の短編小説「檸檬(れもん)」の主人公が京都の丸善の本の上に、近くの果物屋で買ったレモンを置いたのをまねて客がそっと置いていくらしい。

歴史を感じさせる、いいエピソードっす。
山田芳裕『大正野郎』の世界だなぁ。

これまでにも年数個は置かれてた、ってのどっかで読んだことあったけど。
閉店で駆け込み置き、って感じでしょうか。

河原町丸善、一回だけ行ったことありますが、なかなかコンパクトで好印象でした。
行きつけの本屋がなくなるのってさびしいですからね。
原宿の文鳥堂、銀座の近藤書店、荻窪積文館とか、なくなってしまったなァ。