●長恨歌 不夜城 完結編@馳星周(角川書店)
不夜城シリーズ完結編。一作二作と、何か筆が荒くなっている印象があるが、リーダビリティというか吸引力はさすが、です。
●日本史鑑定 天皇と日本文化@篠田正浩 明石散人(徳間文庫)
日本史を突き詰めていくと天皇抜きには語れない、と口を揃える2人のハイレベルな歴史対談。昭和天皇が靖国に参拝しなくなったのは、やはりA級戦犯合祀以後のことだという。この靖国参拝から女帝論争まですっきりと解説してくれている。
●なぞ食探偵@泉麻人(中公文庫)
なごやめしをはじめとするローカルフードに、いかにも泉麻人的な街歩き視点からのアプローチ。さらりとしたイラストも、いい。
- 作者: 喜国雅彦
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (105件) を見る
●歴史劇画 大宰相 第10巻 中曽根康弘の野望@さいとう・たかを 原作 戸川猪佐武(講談社+α文庫)
ついに来ました最終巻に。このあたりから、私の総理大臣の記憶が始まるわけだ。
●ぼくの東京案内 植草甚一スクラップブック19@植草甚一(晶文社) ISBN:4794925794
未読。
●南京事件「証拠写真」を検証する(草思社)
検証のための検証? アラン・ジョベール『歴史写真のトリック―政治権力と情報操作』は面白かったが、こちらは重箱隅的な論破に熱を上げてばかりいるので、読んでて少々気持ち悪くなってくる。
●コミック昭和史 第6巻 終戦から朝鮮戦争@水木しげる(講談社文庫)
ねぼけ人生が紙芝居作家になって急速に転がり始めていくあたり。
●「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト@渋井真帆(ダイヤモンド社)
取材資料用に求めたが、いつしか何だか仕事目線を超えて熱心に読み込んでしまいました。フォロワーがたくさん発生しそうな起業系自己啓発本ですな。
●14歳からの仕事道@玄田有史(よりみちパン!セ) ISBN:4652078064
未読
- 作者: 西牟田靖
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2005/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (78件) を見る
●<子育て法>革命@品田知美(中公新書)
水道橋博士が日記で「目から鱗」と書いてあった育児書。読む前に妻へ通勤読書用に貸したら、つまんない、と、すぐ返ってきた。