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日刊ササボン

雑食系ライター/エディター・佐々木正孝プレゼンツ ラーメンと仕事あれやこれやの日々

R25.jp連載『ラーメンのない人生なんて…』を振り返る

「R25」、4月28日にてサービス終了。いろいろ書いてきたコンテンツもネット時空の狭間に消えゆくかと思うと……個人的備忘のためにも、思い出深い連載をざっくりと振り返ってみた。(2009年連載当時の内容です) r25.jp 第1回 日本男児がラーメンにハマる理由…

らーめん 麺くま@久我山 開業

久我山駅北口出て正面すぐ。 『らーめん 麺くま』が2017年2月15日にオープンした。久我山病院そばの『中華料理 熊』の支店、というかセカンドブランド、ラーメン専門店という位置づけになるのだろう。 看板には拉麺 麺くま、らーめん 麺くまが混在。幕もそう…

護国寺 MENSHOへの道

ラーメンクリエイター庄野さんがオープンさせたMENSHO@護国寺。レセプションにお招きいただき、参上した。 TRYで缶詰めになってた講談社をスルーして大塚警察署越えた、あそこ。そう、あのちゃぶ屋があったところ。私も幾度となく通い、仕事でも故武内伸さん…

啜る快感、昆布水つけ麺

『Ginger Noodle Spot 角栄』にて、初の「ツケメン」いただきました。 新潟長岡生姜醤油ラーメンの「ラアメン」も個人的五ツ星ですが、 ツケメンがまた、たまらない仕上がり。 麺が昆布の水出汁に浸かって出てくる昆布水つけ麵。 この水出汁が超・粘度たっぷ…

「コンビニ」という略称はいつから使われているのか

うちの近くにある酒屋の看板で「コンビニエンス」というショルダーが気になった。 「便利」という意味だけじゃなく、何かひっかかる…モヤモヤしてたがついに思い出した。原秀則先生の浪人マンガの名作『冬物語』のワンシーンで、主人公が「ここならコンビニ…

うなぎラーメン

アプリ「ラーメンGoGo」のミーティングに参加した時、特典として珍袋麺のつかみ取りがあった。 なぜかその場の最年長ということで先陣の余禄に預かった私が手に取ったのは、この「うなぎラーメン」と「トマトラーメン」だった。 インスタント忌避の我が家で…

秋冬のライター仕事まとめ

『現代国語例解辞典 第五版』。 この秋冬の目玉仕事といっても、実際に執筆したのは昨年の秋。数年がかりでフィニッシュする辞典ならではのスパンですな。担当したのは、コーパスを活用した、辞典内の言葉コラム255本。 コーパスを活用というのは、世の中の…

パッケージに見る「麺リフト」研究

西友のカップ麺売り場をリサーチしていたら、PB「みなさまのお墨付き」に、何だかすごいパッケージを見かけた。 北斎の凱風快晴もかくや、という富士山型の麺リフトが圧巻である。 「大盛り焼そば」らしく、麺のムチムチ感がダイナミックに活写されており、…

もし、校閲ガールがTRYをチェックしたら

さる10月26日、今年も『第17回 TRYラーメン大賞 東京 ラーメン・オブ・ザ・イヤー』が発売になりました。新店部門の編集として、不肖の私めも携っております。 第17回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2016-2017 (1週間MOOK) 作者: 講談社 出版社/メーカー: 講…

ライター編集、肩書き問題

こちらの筆文字名刺にしてから、かれこれ10年近くなるか。ディテールをあれこれいじりながらも本線は変わらず。4000枚近くを交換してきた計算になる。 で、何で悩むかと言うと「肩書き」なんです。 私は一応、有限会社キッズファクトリーの社長なんですが(…

2004年 下北沢吉祥寺 ラーメンの旅

過去ワークスを整理していたら、2004年発刊の吉祥寺、下北沢ガイドブックが出てきた。オズマガジン増刊。まあ、よくある街歩き系ガイドブックです。 私はこの両ムックで、ラーメン特集を担当しました。 TRYはもちろん、石神本の編集にも携わる前で、一般情報…

冬のグリーン反転攻勢

庭があるうちに移って大変なのが雑草と落ち葉の処理。 あっという間に繁茂するのがヤマカガシでもなく、ヤブニラミでもない、何だっけと調べて思い出した、そうヤブガラシ。あっという間に一面を覆いつくす雑草軍団にはほとほと困り果てるばかりで、毎夏シル…

杉並マンションポエム考

いわゆる、マンションポエム。 最近、新聞同梱チラシで目にする機会が、この井の頭線界隈でも増えてきた。 このあたりでマンション用地がまだ確保できるのか分からないが、たとえば浜田山に出物あり。 浜田山の頂きって……。せいぜい久我山台地の取りつきの、…

秋季ラーメンリーグ/東京ラーメンショー

今年もまた、ラーメンの秋が到来。 アワードブックの「TRY」を盛夏に仕込んで、抜け殻のようになった頃に「東京ラーメンショー」取材というルーチンが、ここ数年続いている。 TRYで審査会をファシって、審査員の皆さんの議論を目の当たりにし、新人大賞1位を…

街の昆布水つけ麺

仕事場で最も近いラーメン店「直久」にて、 季節限定「だし漬けそば」。 須永辰緒氏がプロデュースのカレーラーメンなど、限定の開発には意欲的なチェーンであります。 こちらのメニューは、昆布水つけ麺抹茶モード、 量産型仕様といった趣。 抹茶フレーバー…

新緑札幌麺旅

ライラックが盛りの札幌に来て、いろいろなラーメンを食べた。印象に残ったのは、札幌ラーメンシーンの智将・関山氏率いる『吉山商店』の「札幌油そば」。味噌ダレ合わせつつもかき混ぜに箸力を要さないスムーズさと、食べた感を担保してくれるバラエティ具…

春のライター仕事を紹介するよ

最近、ライター仕事をなかなか紹介してなかった。医療系ブックライティングの仕込み、各種業界の広報誌会報誌、オウンドメディアにネイティブアド。で、表紙入りで取り上げたいのはこちらです。 タワマンの一室をハウススタジオにした、こんなスペースで突貫…

紀伊國屋新宿サウスがゆく

www.itmedia.co.jp ついこの間だと思ってたらもう20年になるのか! こちらはいつ行っても、棚もフロアもフレッシュな印象だったが。 夜中、ウッドデッキでバイト仲間と駆けっことかしてたが、 そんなことするよーな時代からは、さすがに20年も経つわな。 渋…

吉祥寺の醤油ラーメン

パパ友からエマージェンシー問い合わせ。「吉祥寺でおすすめの醤油ラーメンだと、さてどこ?」これは意外に難しい問題。ゼロ年代初頭、駅から徒歩5分以内に30軒ある、と言われてた吉祥寺ラーメン(今はどうか!?)家系やつけ麺、塩、鮮魚系で推奨できる店は…

堀辺正史 ハヤブサR.I.P.

骨法の堀辺正史氏、元FMWのハヤブサ氏の訃報を相次いで聞く。 ふと思い出して、押入れをゴソゴソ。 あった。学生時代からの一時期、観たプロレス、格闘技、ライブ、コンサート、一人会、映画、トークイベント、芝居の半券を集めていたのだが、その中に、堀辺…

山形ラーメンと鳥海山、あるいは鳥海山

『中華そば 葉山』を取材する。 店主の齊藤さんは山形出身だ。彼が幼いころに食べた思い出の中華そばを独学で再現した……というのは各所で語られていること。秋田出身の私は隣県なのでそりゃー親近感も湧く。東北六県は九州七県などと違って共闘より個々で立…

ラーメン英訳事始

ある新店の依頼で、ラーメンコンテンツの英訳に取り組んでいる。ライター編集ひとり会社の弊社キッズファクトリー。実は翻訳部門を備えており、東南アジア某国の通商案件を手がけたこともあるのだ。 とは言ってみたものの、ご想像通り、翻訳部門とゆうても家…

三鷹 R&D

R&D――リサーチ&ディベロップメント。 日本語にしたら研究開発だけど、何だか素敵な語感。折りにふれて手に取るBRUTUSの仕事特集(2013年)の冒頭を飾ったのは、ライゾマティクスの真鍋大度氏で、彼が掲げるR&D至上主義が、読み返すたびに何ともシビレてなら…

音羽会議

携わって4年目になるラーメンイヤーブック、今季も始動。講談社にてキックオフミーティング。 編集部のフロアが20階に移り、眺望なかなか。 護国寺から池袋、サンシャイン方面が望めた。 会議終わって、1階の講談社ヒストリースペースを見学。 今なお元気な…

渋谷でCVC取材

ビットバレーにて、ベンチャーキャピタル事業の要人対談取材。 週末の勉強の成果もあってか、取材者として乗り切ることができた。 対談を串刺しするキーワードは「ワクワク」。やはり、原初的な面白がりの衝動がビジネスを動かしていく。 控室には、ベンチャ…

ラーメンショルダー 古今東西

ラーメン特集を手伝った「DIME」の見本誌が送本されてきたので、ぱらりと見ていたら、ある傾向に気づいた。掲載店のショルダー(麺屋武蔵であれば“麺屋”の部分ってことね)が実にうまいこと重複なし、なのだ。 麺劇場らぁ麺麺処中華そば麺屋つけ麺鯛塩そば麺…

ソラノイロS&Mファイナルツアー

『ソラノイロ』の2号店『ソラノイロ Salt & Mushroom 』が2月5日をもって別業態へのリニューアルのために一時閉店、とのこと。この2号店、オープン直後に取材したり何だりでいろいろと思い出深い店。最後にレギュラー総なめするか、と思い立って一人3DAYS興…

新春スイーツ紅ほっぺ

www.tokyu-dept.co.jp 昨日から始まった、東急東横店の「紅ほっぺスイーツフェスタ」。 レストラン街、フードショー、のれん街の三段構えで展開中。マークシティ下、のれん街エントランスには静岡直送販売ブースもしつらえられている。 通勤ルートの途中なの…

料理写真の小ワザを考える

都内某所で、終日スペシャルティコーヒー撮影。 ペーパードリップの抽出フローを何十回と繰り返すわけだが、これは私のような立ち会いライターでは務まらない。コーヒー粉にただお湯を注げばいいというわけではなくて、一定の太さの流湯を注ぎ、時間を置いて…

管理組合取材と千葉らーめん探訪

定例のマンション管理組合取材。ライターとして参画し、シーズナルで3年目の不動産系PR誌。マンションごとに様々な管理体制、様々な取り組みがある。 そして、郊外マンションといえばそのエリアのラーメン探訪も楽しみの一つ。今回は、取材前に1杯、取材後…

新選組! to 真田丸

毎年、暮れになると取り掛かる大物原稿。大河ドラマのプレビュー。 (というか、試写見て書くわけじゃないのでブラインドプレビューというか) 清盛以来だから、早5年目ですか。来年は『真田丸』ということで、同じ三谷脚本の『新選組!』DVDをぽつぽつと観…

2015雑誌ワーク最終版

ライター仕事をしていてうれしいのは、見本誌が送本されてくること。 ということで今年の恐らくはファイナル見本誌『家電批評2月号』届く。 もう2月号ですよ。 最近、熊山さんもちょくちょく登場されるコチラ。判型が大きくなってから1年以上経つのかな。ガ…

辞典暮らし

今年最後の大仕事、ようやく脱稿。 TRYが校了した10月アタマから、ねっちりと取り組んでいた辞典ライティング仕事が仕事納めの夜にようやくフィニッシュした。本項の語釈を綴ったわけではないが、辞典というパッケージの中に言葉の“いま”を切り取り、活写し…

二十年の積ん読

最近の電車本は、モンテーニュさんの『エセー』。 1580年初版というから、豊臣秀吉と同時代の元祖随筆、というやつ。ビジネス書でも小説でも古典はあまり手に取らない私だが、ふと本棚から抜いて、ふむふむと電車の中で読んだりしている。 しかし、カバーが…

お取り寄せムックと編集忘年の夜

手伝っていた晋遊舎のお取り寄せムックが発売なる。 「鍋」「酒」ジャンルを担当。 鍋編はナベラボさん、酒編は料理家の平尾由希さんと初のワーク。 さわけんさん、木場淳子さん、はんつ遠藤さんら、知った識者も参画されているが、賛また賛の姿勢ではない、…

薬院の夜は更けて

博多2日目。雨中、ざんぶりながらも取材が終わり。 福岡ラーメンショー取材で撮影をお願いしてた小高カメラマン、九州ラーメンライターの上村さんと飲みに行くことになった。 西鉄薬院駅で降りて、寅寅寅(とらさん)。清潔感あって肴は旨い。小高氏懇意の店…

福岡ラーメンショー

今年で3回目を迎えた「福岡ラーメンショー」取材。 ラーメンブースのトイメンには、つまみなどの屋台が軒を連ねる「天神 食べ歩き・立ち飲み横丁」が展開された。イベントの終了時間は22時で、東京ラーメンショーの21時より後ろ倒しに。ぐっと夜飲みモードに…

博多 ラーメン 研究

ローカルラーメンには興味津々の私ではありますが、ラーメン目当てで旅したのは酒田ラーメンぐらいで、後は取材がらみか、出張に際しての単発食べがほとんど。体系立ててご当地ラーメンを食べたことはなかったのですが。 ここのところ定期的な出張が続いてい…

生命大躍進展に行ってきたよ

忙中閑あり。 10月4日まで開催の『生命大躍進展』@国立科学博物館に息子と行ってきた。 この展示会のアイコン的なアノマロカリス君。無論、海洋堂謹製です。 さて、館内は前評判通りの大混雑。 一人であればさーっと編集つまみ食い、ダイジェスト的にツボを…

立ちそば信州烏賊ソーメン

マイフェイバリットな立ちそば屋さん『信州屋』へ。 冷麺のような押し出し方式で茹で上げすぐ提供、つるりとこしがよい。 そばとしてのポテンシャルの高さはもちろん、企画性の高さがこちらのポイント。 今月は「いか素麺丼セット」をいただく。 海がなかろ…

2015年上半期のおしごと

護国寺にて、今秋のラーメン本の打ち合わせ。 本編審査会も8時間コースだけど、仕込みの打ち合わせも3時間めっこりと。 戦訓分析と審査員レク、時代読みを続ける編集会議。 月単位どころか週単位でズバーッとムックを作り続ける最近だったので、緻密に会議を…

神保町/源来酒家の麻婆カレー麺/静謐と辛辣のあいだ

旧知の編集H氏に召喚を受け、打ち合わせにて神保町の編集室。 大柄の書物がスチール棚に並ぶ。しんとした一角。 和装の編集者がコピーを取っている。 いろんな編集部に足を踏み入れてきた私も、 静かな空気感には居住まいを正さずにいられない。 これぞ『舟…

金子哲雄さんの手土産

得意先への手土産を考える。 Hanakoのおもたせ特集とかぱらぱらめくりながら、有楽町線経由だから群林堂の豆大福がいいか、とか、わかばのたい焼きもいいのう、とか思うのだが。やはり、ここは営業達人の、故金子哲雄氏のエピソードを思い出す。会うたびに、…

ジョニー・ライデン専用高機動型文具

文房具特集などを手がけることもあるが、私自身は特に文房具、文具、ステーショナリーにこだわりはなく、量産型を使いつぶしていくタイプである。 とはいえ、使い込む文具にも職掌がらの傾向は出てくるものだ。私はライター/編集なので、それが赤ペン。 デ…

amazonとプロ野球

5月、GWもフル稼働して参画した2冊のムックが発売になった。 まずは、amazonの「高評価レビュー」という切り口で良品、面白品、隠れ売れ筋をギッシリまとめた一冊。モノにはあまり偏愛のない私だが、この数か月はamazonポチリの鬼と化していた。 個人的なヒ…

人との出会いが旅だから

人との出会いが旅だから 借金してでも行きたいな とBOSE氏は歌ったが、この5月は旅に終始。 人との出会いあり、良本との出会いもありの皐月であった。 まず、こちら。 ラーメンをつくる人の物語 ― 札幌の20人の店主たち ― 作者: 長谷川圭介 出版社/メーカー:…

ミラノとんこつ

新横浜ラーメン博物館に、ミラノに本店を構える『CASA LUCA』がやってきた。 『IKEMEN HOLLYWOOD』『無垢ツヴァイテ』に続く、世界のご当地ラーメンシリーズ第3弾。ただ、これまでと違って、日本人ではなくイタリア人店主が腕を振るう。アイバンさんなど外国…

西の立ちそば・うどん

阪急線沿線に宿泊となり、軽機動夜食にかすうどん、即撃朝食に立ちうどん。当然、関西路麺といえばコレ、の都そば。立ちそば文献を読んでいると、関東では「そば・うどん」で西では「うどん・そば」表記が増えるというが、こちらはそば→うどん。きざみ&おぼ…

100均にも妖怪の波

Seriaで発見! 妖怪メダル想定のケース。 ついに出た感。まあ、妖怪ウォッチのお菓子も売ってますし。 そういえば、妖怪ウォッチDXもあまりの入手困難ぶりに 自作派が登場していたが、あれも100均グッズのフル活用が見られた。 この親和性の高さよ。

世界美食(インスタント麺)紀行

旧知のトラベルジャーナリスト・江藤詩文さんからメッセージ。 事務所そばまで来ているのでお渡ししたいものがある、とのこと。 彼女とはライター駆け出しの頃からいろいろとお世話になっております。 ほうほう、とすぐさま階段を下りていってみると、 自転…