ブルーバックスの『日本列島の下では何が起きているのか』が好調のようですが、
弊社の地震班がこの夏のリソースを全投入したムックが、いよいよ連休明け発売。
Amazonにも書影出ました。
巨大地震がいつくるか、どこが揺れるかを予測することはできません。年月日指定の地震予知情報は100%ガセ。そりゃ、言い続けていたら地震列島のどこかに何かしらの揺れはありますって。
本書は、列島を襲った各種地震のケースを年表形式で詳説。巨大地震も、過去の事例を鑑みると一定のサイクルがあるようですが、何せ地球の中のお話ですし、それも日本の有史以後。次は○年後、と言い切ることはできません。
ただ、南海トラフ、首都直下はそれぞれ十数パターンの想定モデルを中央防災会議などが想定しています。どの震源、どんな揺れ、津波被害にもっとも備えるべきか、の糸口は提示できるかもしれません。
何かデカいのがくる気がする……唯ぼんやりとした不安を解消するために是非。